2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
2013年03月11日保守思想は万能薬ではない 目次 保守思想は万能なのか 懐疑論的視点を持つ西欧の保守思想 会話を繰り返す西欧の保守の源流 繰り返される現実の中で二度と起こらない日々が訪れ続ける 認識された世界の中で展開される論理的思考の不完全性 現実…
2013年03月08日【覚書】怒りと憎悪【転載】 目次 怒りと憎しみの根源について 生物としてのヒトにとっての怒りと憎しみの違い 憎しみの継続性と個体識別性 憎悪の対象としての他者および対象・文化 怒りおよび憎しみは概念を含めた対象を必要としている 不快…
my日本からの転載 2013年03月06日保守と正しさ 保守派に可能性があるのはこの大枠を規定しないところにあるのだが、これを規定しようとする保守派もいるというのは確かにいえるのである。保守派に全体主義者がいるのか、あるいは全体主義者であり保守派では…
2013年03月05日【覚書】意見【転載】 目次 「正しさ」とは対象を必要としており、対象との照らし合わせの作業を要する 「正しい」対象および理由が多様であることが確実であるということ 意見が確実に対立するという潜在性 言語的命題の非数値性・非物性 言…
2013年03月05日【覚書】修辞【転載】 私たちの言語活動が、余りにもだらしがなく、余りにも幼稚であると仮定したならば、政治的な停滞ないしは堕落という一つの現象というものを目の前にした場合、特に驚くべき結果ではないと捉えられるのではないか。 目次 …
2013年03月05日【覚書】推論とパラノイア【転載】 細分化された知識は膨大に積み重ねられているのだが、この膨大な知識の中を楽しげに走り回る無邪気な人々が現れるには、今後更に時の経過を待つしかなさそうである。楽観的な展望として、広い荒野は十分に用…
2013年03月05日【覚書】条件論【転載】条件分岐より わたし達は条件のない、前提のない、論理の道筋のない「結論」を日常的に頻繁に目にするが、というよりも概ねすべての表現がそういった側面があるのだが、この場合、結果として断定的な印象が強く残るのみ…
my日本からの転載2013年03月02日日本国憲法は有効か?無効か? もしかすると数百年後、私たちの行っている憲法論議の一切は良かれ悪しかれ笑いものであるかもしれない。そのことを踏まえるべきかどうかはともかくも、将来的な基盤を確立するためにも、具体的…
my日本からの転載2013年03月01日グローバリズムについて 目次 グローバリズムに対する懐疑 相対主義および絶対主義的なグローバリズム 国際社会の日本というナショナルへの興味 戦後知識人の奴隷根性とグローバリズム 細分化された諸学問が絶対主義的なグロ…
my日本からの転載2013年02月23日そして誰もいなくなった 目次 自己の正しさを推し進めていくと全体主義に至りつく 惰眠からの覚醒なるものの裏側 社会科学的議論の立場に対する批判の存在 反対者が瞬時に自己の意見に賛同するということの不可能性 表現の違…
my日本からの転載2013年02月16日【覚書】会話についてmixiからの転載 目次 会話における複雑感情 会話の操作性と非操作性 会話における了解性と非了解性 会話との接近性と離脱性 会話の目的性と無目的性 会話における確実性の探求と情報交換 会話における非…
my日本からの転載2013年02月16日道徳の教科書
my日本からの転載2012年08月14日【覚書】ニヒリズムの自覚 ニヒリズムを如何に克服すべきなのか、どのように向き合うべきなのかといったことと向き合わなければ、私たちの保守論も愛国心も結局のところ虚しいものになってしまうのではないかという恐れという…
my日本からの転載2012年08月11日行動する保守 「行動する保守」は、彼らの解釈における行動しない保守派を「綺麗事保守」と命名して自己満足しているが、私はあえて「行動する保守」に対して「ヨゴレ保守」と皮肉を言いたいところである。ヨゴレというのはお…
my日本からの転載2012年08月04日小保守主義と大保守主義 私は人類の営みに極めて悲観的な立場を持っている。人類は永遠には続かないという前提と、人間は自分勝手であり続けるという前提故に、恒常的より良き社会を信じていない。私は人類の滅亡を救済できな…
my日本からの転載2012年08月02日【覚書】環境論 目次 様々な学問と隣接関係にある環境科学 具体的問題に取り組む学問であり分析的・一般化を求める性質が弱いということ 政治的イデオロギーと結びつきやすく政治利用されやすい性質 環境学および心理学の対象…
my日本からの転載2012年08月02日海豚の肉に含まれる水銀についての考察 目次 イルカやクジラの肉に含まれる水銀 日本政府は悪意に基いて国民の健康を害しようとしているわけではないということ 行政機関や立法機関の認識上の不備が起こる可能性 日本の民間お…
my日本からの転載2012年08月02日1と0の組み合わせとしての表象 私が1と0についての話を持ち出したのは、バランス論、平衡について考えるにあたっての話である。ファジーという曖昧さは、その見た目上のぼやけた、中間的な印象とは別に非常に高度に複雑な…
my日本からの転載2012年07月07日【覚書】因果について 私たちはより真剣に「因果への懐疑」とはなんであるのかを真剣に考えなければならないだろう。 目次 原因と結果の哲学 西欧哲学およ古今の文学における因果論 大乗仏教・中観派と現代科学哲学 西欧保守…
my日本からの転載2012年07月06日解釈についての覚書 私たちが「解釈」と見なすものは実際は「解釈」されたものを「表現」したものである。ウェブ上においてであれ、あるいは日常生活においてであれ、如何に解釈しようと、私たちがそれを他者に示す場合、それ…
my日本からの転載2012年07月05日例証についての覚書 目次 社会科学の領域について考察する上で 社会科学における例証について 社会科学と自然科学の例証 様々な事例と共に見出される理論 歴史的な事例・法解釈の事例など 無関係な事例からの類比 未来に関す…
my日本からの転載2012年07月04日【覚書】理性について 目次 特定の学問について論じること 学問を論じる者の理性の考察 理性についての考察の歴史――哲学の時代 自らのあるいは人類の理性を凝視するという行為 おわりに
my日本からの転載2012年07月01日【覚書】政党を論じることに関して 目次 【政党や派閥を論じるための前提的諸解釈について】 観念的世界ではなく、現実的世界における政党の力学 複雑な論理、複雑な感情、複雑な環境の中での評価 個人について論じるというこ…
my日本からの転載2012年06月30日【第7回】フォックスのインド法案についての演説 ただの一人の土地所有者、ただの一人の銀行家、ただの一人の商人、否、通常は惨害のさなかに一番最後に滅亡するはずの「最後に死す者」たる租税請負人さえその例外ではなかっ…
my日本からの転載2012年06月30日【第6回】フォックスのインド法案についての演説 もしも今日われわれがインドから駆逐されるならば、われわれのこの統治の不名誉な期間を通じてそれを占領していた者が、オランウータンか虎よりも多少ともましな集団だったこ…
my日本からの転載2012年06月26日【第5回】フォックスのインド法案についての演説
my日本からの転載2012年06月26日【第4回】フォックスのインド法案についての演説 バークは「協定の恒常的かつ体系的な破棄の流儀」がアジアにおいてイギリスの代名詞のように扱われていることに強い不快感を顕わにしている。
my日本からの転載2012年06月26日【第3回】フォックスのインド法案についての演説 わが紳士があれほど軽く述べたてるこれらの乱用がいかなる性質のものかを考察する前に、乱用されたこの勅許状にもとづく権利によって侵害された国土の地図を、諸君の脳裡に蘇…
my日本からの転載2012年06月25日【第2回】フォックスのインド法案についての演説 これらがすべて究極的には何らかの形において彼ら民衆の利益のために行使されるべきである。 エドマンド・バーク
my日本からの転載2012年06月24日【第1回】フォックスのインド法案についての演説 疑いもなくこの事案は、われわれの名声にとってどうでもよいものではない。それはブリテン国民全体にとって途方もなく不名誉かそれとも偉大な栄光か、のいずれかを生み出すだ…