思想・哲学
my日本からの転載2013年03月17日【覚書】理想化された理論を理想化された理論で批判する 目次 理想化された理論について 社会科学の理想化された理論 決定論的前提モデル 決定論の可能性・蓋然性の否定 非決定論的前提モデル 非決定論の可能性・蓋然性の探索…
2013年03月05日【覚書】意見【転載】 目次 「正しさ」とは対象を必要としており、対象との照らし合わせの作業を要する 「正しい」対象および理由が多様であることが確実であるということ 意見が確実に対立するという潜在性 言語的命題の非数値性・非物性 言…
2013年03月05日【覚書】修辞【転載】 私たちの言語活動が、余りにもだらしがなく、余りにも幼稚であると仮定したならば、政治的な停滞ないしは堕落という一つの現象というものを目の前にした場合、特に驚くべき結果ではないと捉えられるのではないか。 目次 …
my日本からの転載2012年08月14日【覚書】ニヒリズムの自覚 ニヒリズムを如何に克服すべきなのか、どのように向き合うべきなのかといったことと向き合わなければ、私たちの保守論も愛国心も結局のところ虚しいものになってしまうのではないかという恐れという…
my日本からの転載2012年08月04日小保守主義と大保守主義 私は人類の営みに極めて悲観的な立場を持っている。人類は永遠には続かないという前提と、人間は自分勝手であり続けるという前提故に、恒常的より良き社会を信じていない。私は人類の滅亡を救済できな…
my日本からの転載2012年08月02日【覚書】環境論 目次 様々な学問と隣接関係にある環境科学 具体的問題に取り組む学問であり分析的・一般化を求める性質が弱いということ 政治的イデオロギーと結びつきやすく政治利用されやすい性質 環境学および心理学の対象…
my日本からの転載2012年08月02日1と0の組み合わせとしての表象 私が1と0についての話を持ち出したのは、バランス論、平衡について考えるにあたっての話である。ファジーという曖昧さは、その見た目上のぼやけた、中間的な印象とは別に非常に高度に複雑な…
my日本からの転載2012年07月07日【覚書】因果について 私たちはより真剣に「因果への懐疑」とはなんであるのかを真剣に考えなければならないだろう。 目次 原因と結果の哲学 西欧哲学およ古今の文学における因果論 大乗仏教・中観派と現代科学哲学 西欧保守…
my日本からの転載2012年07月06日解釈についての覚書 私たちが「解釈」と見なすものは実際は「解釈」されたものを「表現」したものである。ウェブ上においてであれ、あるいは日常生活においてであれ、如何に解釈しようと、私たちがそれを他者に示す場合、それ…
my日本からの転載2012年07月05日例証についての覚書 目次 社会科学の領域について考察する上で 社会科学における例証について 社会科学と自然科学の例証 様々な事例と共に見出される理論 歴史的な事例・法解釈の事例など 無関係な事例からの類比 未来に関す…
my日本からの転載2012年07月04日【覚書】理性について 目次 特定の学問について論じること 学問を論じる者の理性の考察 理性についての考察の歴史――哲学の時代 自らのあるいは人類の理性を凝視するという行為 おわりに
my日本からの転載2012年06月19日社会的目的とニヒリズムmixiからの転載 現代人は生きているうちに三度殺されなければならない。 一つに肉体における死二つに黄泉における死三つに繁殖における死 少なくともこの三体の遺体を前にして行われることが、現代にお…
my日本からの転載2012年06月18日ヴィトゲンシュタイン――保守の哲学的根拠mixiからの転載日時は転載記事別に記載 基礎づけられた信念の基礎となっているのは、何ものによっても基礎づけられていない信念である。 ヴィトゲンシュタイン『確実性の問題』 目次 …
my日本からの転載2011年11月30日手札mixiからの転載 我が国における選挙活動における言説を要約すれば「私を政治家にしてくださったら、社会を良くしますよ。だから私に投票してね。よろしくおねがいしますね。」と言っているだけで、実際にそれ以上ではない…
my日本からの転載2011年07月24日漣のテーゼ・1 少なくともこう言った世界を彷徨い、惑い、退屈するというのは、個人的に思うに、人の宿命のように思える。主義・主張とは人にとって精神安定剤のようなものであると同時に、精神を錯乱に追い込みさえもする代…
my日本からの転載2011年07月17日一つの論点 少なからずニーチェが見抜いたように記号の問題に言及しなければならず、その方法としてプラグマティズム系の記号論を援用する方法があるが、この記号論を提示することは極めて困難だろう。 目次 反合理主義が伝統…
my日本からの転載2011年07月16日神々が飛び交う合理主義へ向けて 目次 霊妙な世界のシグナル 時間と共に色褪せるまたは自然回帰するヒトの色彩的な文化 現代社会の非日常的活気と脅迫的日常 幻想と幻影の中に生きる人々
my日本からの転載2011年07月12日論理波動論 目次 論理原子論のアンチテーゼとして 決定論と自由意志論の狭間で 願望という欠乏の潮流・渦 業の肯定 論理原子論と波動モデル・空間モデル 海洋国家と波 以下同日記コメント
my日本からの転載2011年06月26日職人気質とプラグマティズム 日本人的な作法は私が感じるにプラグマティズムとの親和性が高いように感じ、この両者を接近させることによって、私たちが批判すべきものを、より緻密に批判できるのではないか、というのが個人的…
my日本からの転載2011年06月22日意志についての草稿
my日本からの転載2011年06月13日資料:ハンナ・アレントの「意志論」内のライルyahooブログからの転載 明らかに、ライルは、彼の偉大な先達については知らないままに、「「意志」という……一つの能力が存在し、それゆえ、意志行為として特徴づけられる過程や…
my日本からの転載2011年06月12日ギルバート・ライル論yahooブログからの転載 日本にあってはマイナーな哲学としての日常言語学派 (2011年06月12日)心の主要な概念に対する非難 (2011年06月12日) 心ないし魂は三つのそれぞれ他に還元不可能な様式、すなわち、…
my日本からの転載2011年05月22日意志論草稿②mixi日記 「意志について⑥」2011年04月30日 「意志について⑦」2011年04月30日 「意志論についての端書」2011年05月02日 「意志論についての戯言」2011年05月19日 われわれはこの虚像によって、様々な像を様々に見…
my日本より転載2011年05月22日意志論草稿①mixiより転載「意志について①」2011年04月29日 「意志について②」2011年04月29日 「意志について③」2011年04月30日 「意志について④」2011年04月30日 「意志について⑤」2011年04月30日 私は自由意志というものを考え…
my日本からの転載2011年05月02日思考の記述についてmixiからの転載2011年05月02日 自己の思考を他者において思い描かせることは極めて困難であり、記述つまり言語のみを用いてそれを達成し切るのは不可能であると言いきってもよいと思う。 目次 思考を記述す…
my日本からの転載2011年02月27日戯言mixiからの転載2011年02月24日 人類は必ずしも、原始的な時代から「言語」を凝視していたかというと極めて疑問を感じる。必ずしもそういったことが他の様々な人間の活動に増して優れた活動だ、などとは私は正直思わない。…
my日本からの転載2011年01月02日何故私は記号論を支持するのかmixiからの転載2011年01月01日 恐らく彼ほどこの学問と呼んでいいのかどうか解らないような形而上学を発展させた人物はアリストテレス以来後にも先にもいないと私は思う。彼が形而上学というもの…
my日本からの転載2011年01月02日真理とは何かmixiからの転載2010年12月31日 そもそも人間の真理とは究極のところ何なのだろうか?――それは人間の論駁不可能な錯覚である。 ニーチェ『悦ばしき知識』 第三書 265 目次 ジョージ・オーウェルの二重思考 ハイ…
2010年02月28日愚かな構造主義my日本からの転載mixiからの転載 私がしたいことは、おそらく私が触れた言葉の隙間を埋めようとする作業でしかないのではないか。それは心の隙間を埋めたいという願望に近いかもしれない。そして私が言葉の隙間を埋めようとする…
2010年02月28日『方丈記』mixiからの転載鴨長明『方丈記』 私は自分が感じていることを援用するために歪めて『方丈記』を引用しているということを自分自身理解しているつもりでいる。しかし私にとって重大な事柄は『方丈記』における時代ではなく、私が生き…