日々思うこと

政治思想・哲学を中心に考察していきたいと思います。

2018-08-26から1日間の記事一覧

【政治思想007】保守派と全体主義――正しさを巡って

my日本からの転載 2013年03月06日保守と正しさ 保守派に可能性があるのはこの大枠を規定しないところにあるのだが、これを規定しようとする保守派もいるというのは確かにいえるのである。保守派に全体主義者がいるのか、あるいは全体主義者であり保守派では…

【思想・哲学029】意見の所有にかんする諸性質

2013年03月05日【覚書】意見【転載】 目次 「正しさ」とは対象を必要としており、対象との照らし合わせの作業を要する 「正しい」対象および理由が多様であることが確実であるということ 意見が確実に対立するという潜在性 言語的命題の非数値性・非物性 言…

【思想・哲学028】レトリックと政治的諸活動

2013年03月05日【覚書】修辞【転載】 私たちの言語活動が、余りにもだらしがなく、余りにも幼稚であると仮定したならば、政治的な停滞ないしは堕落という一つの現象というものを目の前にした場合、特に驚くべき結果ではないと捉えられるのではないか。 目次 …

【論理・演算003】推論と専門性

2013年03月05日【覚書】推論とパラノイア【転載】 細分化された知識は膨大に積み重ねられているのだが、この膨大な知識の中を楽しげに走り回る無邪気な人々が現れるには、今後更に時の経過を待つしかなさそうである。楽観的な展望として、広い荒野は十分に用…

【論理・演算002】コンディション/条件

2013年03月05日【覚書】条件論【転載】条件分岐より わたし達は条件のない、前提のない、論理の道筋のない「結論」を日常的に頻繁に目にするが、というよりも概ねすべての表現がそういった側面があるのだが、この場合、結果として断定的な印象が強く残るのみ…