【コミュニケーション002】保守派のコミュニケーション
my日本からの転載
2013年02月23日
そして誰もいなくなった
目次
- 自己の正しさを推し進めていくと全体主義に至りつく
- 惰眠からの覚醒なるものの裏側
- 社会科学的議論の立場に対する批判の存在
- 反対者が瞬時に自己の意見に賛同するということの不可能性
- 表現の違いと諸前提に対する感情のリンクの違い
- 論理的前提に従うこと以前に生理学的現象に従うということ
- 日常会話における論理および感情の表出の背後にあるもの
- 主題を離れた雑談が為しえること
- 雑談という無駄話の可能性と非可能性
- 通り過ぎるという作法
- 同日記へのコメント
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【倫理・道徳005】道徳の教科書について
my日本からの転載
2013年02月16日
道徳の教科書
【思想・哲学027】ニヒリズムの自覚
my日本からの転載
2012年08月14日
【覚書】ニヒリズムの自覚
ニヒリズムを如何に克服すべきなのか、どのように向き合うべきなのかといったことと向き合わなければ、私たちの保守論も愛国心も結局のところ虚しいものになってしまうのではないかという恐れというか畏れが私のなかにはある。
これは非常に厄介な課題であるが、この課題に向き合わない限り我々の破局はますます加速するのではないかとも思うのである。
目次
- ニヒリズムの一つの定義
- 現代社会を飲み込んだ虚無の空気を感じること
- 生に貫かれた社会への不信と自己への不信
- 虚無感は克服されうるのか
- 西部邁が描いた虚無の外貌
- 現代社会・現代文明に対する否定し難い違和感および不快感
- 日本列島を眺める北国の青少年たち
- ニヒリズムとの格闘は絶対的な敗北が約束されているという世界観
- 何者であるよりも先にニヒリストとしての自己を自覚せざるを得ないということ
- 深淵を覗き込むときにこちらを見返してくるもの
- ニヒリズムとの終わりなき戦いと保守派の態度について
- 以下同日記へのコメント
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【政治運動002】行動する保守
my日本からの転載
2012年08月11日
行動する保守
「行動する保守」は、彼らの解釈における行動しない保守派を「綺麗事保守」と命名して自己満足しているが、私はあえて「行動する保守」に対して「ヨゴレ保守」と皮肉を言いたいところである。ヨゴレというのはお笑い芸人などが使用しているが、まさにそんなものではないかと思う。汚れ役を買って出るならば一切の言い訳をすべきではないだろう。
目次
- 保守派の実践性と思弁性
- 保守派の実践性欠如への批判としての「行動する保守」と彼らの自己懐疑の欠如
- 未熟な防衛機制・群衆心理の現れ
- 「行動する保守」が批判する「綺麗事保守」とそのアンチテーゼ
- お笑い番組に支配されたテレビの影響を受けたものとしての保守
- 行動する保守という芸能
- 狂人とは理性以外のあらゆるものを失ったものという箴言
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【思想・哲学026】政治理論に使用されていた小保守主義・大保守主義という概念についての考察
my日本からの転載
2012年08月04日
小保守主義と大保守主義
私は人類の営みに極めて悲観的な立場を持っている。人類は永遠には続かないという前提と、人間は自分勝手であり続けるという前提故に、恒常的より良き社会を信じていない。私は人類の滅亡を救済できないし、人類はやがて滅亡すると信じている。私が信じているところの信念は概ねこの人類の滅亡の、文化破壊の加速度を落とすことでしかないのである。
目次
- 議論されていた小保守主義・大保守主義について
- 立場を修飾する言葉「大」「小」、「真正」「似非」なる保守
- 大きいことと小さいこと/チェスタトンの議論
- 論理の不完全性と伝統的な保守派の論理
- 人類および文明において保守派がただ唯一できる方法
- 理想主義的保守主義者のヒーローごっこ
- 左派との対立を引き受けると同時に右派との対立も引き受けるという立場
- 伝統的な保守派が葛藤の中で格闘する現実の世界
- 理想主義的保守主義者への挑戦状
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